米軍相模原総合補給廠　　 相模原市中央区


　ＪＲ横浜線で矢部駅を過ぎると相模原駅につく迄の間、米軍相模原補給廠がある。旧相模陸軍造兵廠二・六六平方キロを米軍が接収したもの。ベトナム戦争の時、破壊された米軍の戦車がここで修理された。
　兵器廠の敷地の周りには金網がある。それなのに、その内側に、又、金網の塀があり、トラックや重機が止めてあった。しかし、今は人影は無い。絵を描く間、二名の日本人従業員が車で来ただけ。
　昨年秋、敷地の西部の十七ヘクタールがようやく返還された。
　しかし、ここで八月二四日未明、九百平米の危険物倉庫で爆発、火災が発生。日米地位協定の為、市の消防は保管されている物質が分からない。放水により爆発する物質もある。この為、放水できず、鎮火に時間がかかっている。