風の吊橋　　　　県立秦野戸川公園（秦野市）


　秦野の大倉は丹沢登山の入り口。大倉のバカ尾根と云われる長い尾根を登り、塔ノ岳、丹沢山、最高峰蛭ヶ岳を目指す。
　水無川が大倉の集落を通る辺りに県立秦野戸川公園が作られた。
　水無川は丹沢山系から大小の石を運び秦野の扇状地を作った。石と石の隙間があるで、季節によっては伏流水だけになり、文字通り水無川となる。
　この谷を風が吹き下ろすので「風の吊橋」だそうだ。
　この季節、水無川には子ども連れが沢山。「川に入っていい？」「膝までよ」「分かってるよ」ところが、たちまちズボンはびしょ濡れ。楽しいひとときだ。但し、雨になると急に水位が上がるので注意を要す。
　年末や桜の季節には風の吊橋がライトアップされる。もうじき、紫陽花の季節になる。