山王台、南永田の坂

20100802sanoudai_minaminagata.jpg
 横浜の大地は大きく二つの層に分けることが出来る。海抜五十メートル前後の台地の上と海抜数メートルの平地である。その台地と平地が入り組んでいるから至る所に坂がある。横浜は坂の町だ。  私の家は、この坂を上り詰めた台地の上にある。詳細な地図で見たら、海抜五二メートルであった。一方、この絵の坂の下は海抜十メートル位である。朝の出勤時は下り坂。サラリーマンが飛ぶように駈けて行く。が、一方、台地の上にある横浜総合高校の生徒達は、毎朝、この坂を登らないといけない。若い足腰を鍛えるには丁度良いかも知れない。台地の上に住む我々は、駅から帰るとき、この坂を登る。今年のように猛暑の夏の夕方、電車の冷房で汗が引いたと思ったら、又、一汗。でも、それが、健康に良いのかも知れない。