保土ヶ谷宿附近 旧東海道 横浜
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戸塚方面から旧東海道を江戸に向かおう。駅伝で知られる権田坂の少し北の丘陵を上ることになる。 境木地蔵を過ぎると、道は緩やかな下りとなる。下りきったところで、旧東海道は現在の東海道に合流する。この絵の保土ヶ谷二丁目だ。急な崖は今井川が削ったもの。あと三百メートルで保土ヶ谷の一里塚に至る。江戸まで八里のところだ。 絵の左手が東京、右手が京都だ。 丘を下り平らな道に出た江戸時代の旅人は目の前の急峻な崖に驚いただろう。樹木が生い繁り「追い剥ぎが現れるのでは？」と不安にかられたのではないか。 今は急な崖に住宅が並ぶ。眺めは良い上に坂の上り下りで身体が鍛えられそうだ。 |