象の鼻 神奈川県庁屋上から
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五階建ての神奈川県庁本庁舎の屋上で、この絵を描いた。 目の前、右手から左に向けて細長く伸びているのが「象の鼻」。 一八五八年、海岸から直角に伸びる波止場として建設され、先を左に曲げて延長。象の鼻のようになった。一八六七年、明治維新の前年の事。その頃、船は全て沖に停泊。この象の鼻と本船の間を、艀が往き来していた。 今は港内廻りの遊覧船が発着している。 目の前の大桟橋には、秋の日本一周クルーズに向かう「飛鳥Ⅱ」。食料等を運ぶトラックが次々とやって来ていた。 飛鳥Ⅱで世界一周百日余で、四百四十万円から二千七百万円とか。びっくり。 高架の歩道の下にはスケッチブックを広げた人々が・・・ |