海芝浦 横浜 鶴見線 2014年3月
鶴見線は一九二六年鶴見臨港鉄道として開業。一九三二年に東芝の専用線を買収して、この海芝浦に至る支線が出来た。
隣の新芝浦駅からは海沿いに東芝の構内を走っている。終点はこの海芝浦駅。京浜運河と東芝に挟まれていて、東芝関係者しか駅から出られない。つまり、東芝の通勤専用線だ。だから朝夕は一時間に四本走るが、日中は二時間に一本だ。
この絵の反対側、線路の延長上に、京浜運河に面した細長い「海芝公園」が設けられ、対岸の東京ガス扇島工場、首都高速湾岸線の鶴見つばさ橋を眺められる。
誰でも来ることが出来るが、カフェもないし、三月半ば、運河を渡る風は寒く、閑散としていた。