冬のメタセコイア　　横浜市南区六ツ川三丁目　　2022年2月

よこはまこども植物園は東海道の権田坂の近く、児童遊園地の向かいにある。小麦の染色体研究の木原均博士の研究所跡地に一九七九年に設立された。 　節分の直後だったので、その名もズバリ｢セツブンソウ｣が咲き始め、そばには福寿草も。 　南門近くに二十ｍを超えるメタセコイアの並木がある。メタセコイアは化石だけで、絶滅したと思われていたが一九四六年に中国四川省で現存が見つかった。 　落葉樹で今は枝の先に枯れた葉が下がっているのみ。スタッフの方に｢垂れ下がった枝は春には持ち上がるのか？｣と質問したら｢上がり下がりはしない｣と云われた。新緑の美しい春に再度スケッチしたいもの。