坪呑(つぼのみ)公園   横浜市磯子区杉田坪呑   2024年1月


坪呑公園は坪呑団地のすぐ南にある。京急杉田駅から南へ1km、JR根岸線の南だ。
 ここは古くから水が乏しく大きな溜池が必要だった。その為「坪」即ち農地を溜池が「呑んでしまう」ので「坪呑」と呼ばれたそうです。
 この地には周囲二百mの池があった。その南には五、六階建てを見上げるような崖。そこからの湧水が池に流れ込み底なし沼と呼ばれていたと云う。
 一九八四年、団地建設の際、池は埋め立てられたが、自然を保存する運動が実り、一部は「坪呑公園自然生態園」となった。
 自然保護の為、絵にあるように高い金網で囲まれている。
 自然生態園を潤した湧水は小さな滝として流れ出て、公園の端のせせらぎとなっている