枝の先には若葉がいっぱい。そこから樹幹に目を戻すと枝々が交差し、間に空や背後の建物が見える。
しかし、一日毎に葉は繁り、隙間が狭まって行く。
やがて葉がうっそうと繁る夏が来る。
子供が小さかった頃、せがまれて読んだ｢大きな木が欲しい｣と云う絵本を思い出した。
向こうの端が見えない広いお庭
一本の大きな欅の木
木陰に茣蓙
転がって見上げると、
拡がった枝の隙間に青空が見える
枝に吊したブランコ
梢には四十雀や
河原鶸
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近くの永田みなみ台公園では桜が終わり、木々が一斉に若葉を伸ばし始めた。ラジオ体操に行くと、大きな欅の木が目に映る。 枝の先には若葉がいっぱい。そこから樹幹に目を戻すと枝々が交差し、間に空や背後の建物が見える。 しかし、一日毎に葉は繁り、隙間が狭まって行く。 やがて葉がうっそうと繁る夏が来る。 子供が小さかった頃、せがまれて読んだ｢大きな木が欲しい｣と云う絵本を思い出した。 向こうの端が見えない広いお庭 一本の大きな欅の木 木陰に茣蓙 転がって見上げると、 拡がった枝の隙間に青空が見える 枝に吊したブランコ 梢には四十雀や 河原鶸 |