その一つが、旧松本剛吉別邸。松本剛吉は元貴族院議員。山縣有朋や西園寺公望の情報係を勉めたそうだ。彼は政治の推移を克明に記録しており｢松本剛吉政治日誌｣として史料的価値が高いと云う。
建物は一九二三年(大正二年)頃に建てられ、現在小田原市の｢歴史的風致形成建造物｣に指定されている。
小田原は江戸の西の守り。
譜代の大久保氏が城を守り、最高十一万石を誇っていた。 その為だろうか、この西海子小路の重臣達の屋敷はどれも大きい
旧松本剛吉別邸 神奈川県小田原市南町 2022年6月
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小田原駅から南に歩み、小田原城、東海道を越えた所に旧武家屋敷通り西海子小路がある。どの家も構えが大きい。 その一つが、旧松本剛吉別邸。松本剛吉は元貴族院議員。山縣有朋や西園寺公望の情報係を勉めたそうだ。彼は政治の推移を克明に記録しており｢松本剛吉政治日誌｣として史料的価値が高いと云う。 建物は一九二三年(大正二年)頃に建てられ、現在小田原市の｢歴史的風致形成建造物｣に指定されている。 小田原は江戸の西の守り。 譜代の大久保氏が城を守り、最高十一万石を誇っていた。 その為だろうか、この西海子小路の重臣達の屋敷はどれも大きい |