アンデパンダン展 東京六本木 新国立美術館

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 新国立美術館は東京・六本木に二〇〇七年に開館。日本最大一万四千平米の展示スペースがある。収蔵品はなく、専ら展覧会の開催などが目的。
 その新国立美術館でアンデパンダン展が四月一日迄開かれている。
 「アンデパンダン展」とは「独立した芸術家の展覧会」の意味。一八八四年にスーラやシニャック等によってパリで最初に開催。画壇や流派の権威を認めず、自由に活動する芸術家の展覧会である。
 日本では一九四七年から日本美術会により始められた。権威を認めないので、出品作の審査は無い。誰でも出品料を払えば展示される。先輩方の作品を見て、筆の運び、色調を学んでいる。人が自分の絵の前に立ち止まると頭を下げたくなる。