館山の造船所 極洋船舶工業

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 職場美術協議会の写生会で房総の館山に行きました。
 造船所に貨物船が引き上げられ、修理中でした。土曜日でしたが、修理の工程を急ぐのか、多くの労働者が働いていました。
船の先端の喫水線下の赤く塗られた部分の丸いふくらみは「バルバスバウ」と云います。そのふくらみが起こす波と、船首の喫水線の辺りで起こす波が打ち消しあって、船の抵抗を減らすものです。高校生の頃でしたか、科学雑誌で読んだ記憶があります。
昭和二、三十年代、南氷洋で捕鯨が盛んだった頃、キャッチャーボートの修理の為に、この造船所「極洋船舶工業株式会社」は設立されたと云うことです。