八重山から　　   山梨県上野原市  　2017年10月

20171031_fm-yaeyama2.jpg
　ＪＲ中央線｢上野原｣は谷底に近い。中央高速で上野原インターの辺りを通る時は掘り割りの中。周りに人家は見られない。
　これまで｢上野原｣は人口希薄な町なんだろうと思っていた。ところが、ひょんなことから｢能岳｣に登ることになり、上野原駅でバスに乗った。バスは坂道をぐんぐん登ってゆく。駅から八十ｍ位高い所の平地に町がひろがっていた
。 　能岳は標高五四二ｍ。そこから眺めるとあちこちの高所に平地があり工業団地がある。
　能岳から少し歩くと八重山。昭和の初め、水越八重さんが、生まれ育った上野原に付近の山林三十町歩を寄付。それにちなんで命名された。現在、八重山には、上野原小学校の学校林がある。