梨の花　　埼玉県久喜市菖蒲町柴山枝郷　　2022年4月

久喜市の知人から「桜はもう終わるけど、梨の花がきれい」と知らせを貰った。 　桜の花見は何度もしているが、梨の花見はしたことナシ。 　早速出かけた。遠くに見える梨畑には手が届く高さにワイヤーの棚。枝を這わせ、枝の剪定、受粉、収穫を便利にしている。回りには防虫、防鳥の為の網。白い花が沢山咲いていた。 　この絵の梨は出荷をやめた畑。自由に枝を伸ばした枝に白い花が咲いていた。 　開花直後、雄しべの葯(花粉の袋)はピンクだが、やがて緑になるようだ。 　農水省の統計では梨の栽培面積が一九八五年の一万八千haをピークに二〇一八年には一万一千haと六割に減っている。