沖縄 座喜味城(ざきみぐすく)

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 これは沖縄の読谷(よみたん)村にある、「座喜味城」跡です。15世紀に築かれた城です。緩やかにカーブする城壁、様々な形の石を積んだ石垣が特徴です。この絵は座喜味城の一の郭から二の郭(本土的に云えば、本丸から二の丸)を見て描いた物で、正面が南です。絵の中央に畑や集落があります。その中に、右斜め上に向かう真っ直ぐな道路があります。これは第2次大戦中の日本軍の飛行場の跡です。その道の左の赤い屋根の建物は読谷村役場。沖縄戦でアメリカ軍はこの絵の中央の海岸から上陸してきたそうです。それらの遙か先には嘉手納基地があり、その更に先には那覇空港があります。絵を描いている間にも飛行機が離発着していました。