甘樫の丘から見た大和三山 奈良県高市郡明日香村
あまかし
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古事記には倭建の命(やまとたけるのみこと)が「倭は国のまほろばたたなづく青垣(あおがき)山隠(やまごも)れる倭しうるはし」とうたったとある。 当時の王は山に登り「これが俺の国だ」と国見をしたと云う。 私も倭建の命にならい国見をすべく大和三山に登った。しかし、どの山も山頂が木々に覆われ全く展望が利かない。困った・・・ ところが、奈良盆地の南の端には｢国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区」として整備され展望台があった。眼前の大和三山の眺望を楽しむことが出来る。 左から畝傍山(うねびやま)、中央にある三角おむすびのような山が耳成山(みみなしやま)、右のうねうねとしているのが天香久山(あめのかぐやま)だ。 昔の条里制の名残だろう。田畑は東西南北方向に碁盤の目のように区切られていた。 |