夕陽を浴びて帰港　　沖縄県名護市汀間　　2015年11月

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　大浦湾に面した汀間漁港の防波堤の上に立った。真向かいの丘は辺野古弾薬庫。核兵器が貯蔵されていたが、沖縄返還に伴い撤去されたことになっている。その左は海兵隊の基地キャンプシュワブ。
　前面はジュゴンの海。海底の海草にジュゴンの食み後が見つかっている。
　基地が返されれば美しい海は大リゾート地になる。
　それなのに、ここに海面上十メートル迄土砂を積み、滑走路が二本、四万トン級の強襲揚陸艦が接岸できる海兵隊基地を作ると云う。
　沖のオレンジのフロートフェンスは埋め立て工事に抗議する船の進路を阻む。
　日没時刻は横浜より一時間位遅い。夕陽をあびながら、抗議船が港に向かっていた。