辺野古 沖縄県名護市 2016年1月
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潮が引き、干潟が拡がっている。この絵を描いた頃は大潮。朝の満潮から比べると、昼過ぎの干潮では潮位が一ｍ以上も下がる。 辺野古漁港の防波堤に立つと、二つの大きな山が見える。左が標高三三五ｍの久志岳。この久志岳の東側は米軍海兵隊の実弾射撃演習場。連日砲弾が撃ち込まれている。打ち込まれる度にドドーンと響く。右が標高三三二ｍの辺野古岳。 辺野古など三区では新基地に条件付賛成となった。しかし、辺野古地域の住民全てが賛成した訳ではない。辺野古とその周辺の地域で「海上基地建設阻止」として座り込みが一九九七年に始まった。その座り込みのテントが久志岳の手前の海岸に見える。既に十九年に及んでいる。 |