ここは大島、向かいは串本 和歌山県東牟婁(むろ)郡串本町の金山展望台近くから 2017年11月
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夏になると｢台風○号は『しおのみさき』南東○○キロ｣と云う放送を良く聞いた。本州最南端の潮岬は左の山地の奥にある。 その山地は島だった。島と右の紀伊半島の山裾との間は僅か一km。沿岸の潮の流れで運ばれた土砂により島と紀伊半島の間に砂州ができた。そこが串本町になったそうだ。 紀伊大島が太平洋の荒波を防ぐので、串本との間は波静かな内湾。沢山の生け簀が浮かべられている。 本州最南端の潮岬は好漁場に近い。しかし、今年は黒潮が蛇行して岬から離れ、漁は思わしくないそうだ。 この紀伊大島は｢くしもと大橋｣で本州と往き来が出来る。おりしも、橋をくぐって漁船が串本港に帰って来ている。 |