青函連絡船 摩周丸
函館港
| 一九八八年の青函トンネル開通まで、北海道に行くには青森で鉄道から青函連絡船に乗り函館に渡った。貨物は貨車のまま運んだ。 一九五四年九月青函連絡船洞爺丸は、気象情報が不十分な中、束の間の晴れ間を「台風は過ぎた」と出港。台風で沈没。一四三〇人の犠牲者は戦時を除くとタイタニックに次ぐ海難事故。 「洞爺丸には車両を載せる船尾に扉が無く波が打ち込んだ。新造連絡船には(現在のフェリーボートのような)扉を設ける」そんな新聞記事を覚えている。 一九六五年この摩周丸は就航。青函トンネル開通まで活躍。今は函館港で博物館となっている。訪問した時、元航海士の方から青函連絡船にまつわる話を色々聞かせて貰った。 |