静心山荘　　福島市高湯

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　福島市の西部、安達太良山の山麓に高湯温泉がある。それぞれの旅館が源泉を保有。この静心山荘も建物近くに源泉があった。
　三・一一の東日本大震災では、この旅館も大揺れに揺れ、食堂のビール保冷庫は数米移動。食器も散乱。ご主人は揺れがおさまってすぐ源泉を確認。幸い、枯れなかった。お風呂はひび割れお湯が少ししか溜まらない。それでも、福島市内では電気やガスが止まり、お風呂に入れないので、大勢入りに来たという。
　昨年は放射線が問題で周辺の山菜は、全く使えなかった。雨で流されたのか、今年は昨年の半分以下、平常値となり、検査で確認しながら、使用しているという。が、キノコは放射線量が高く当分使えないそうだ。