火の見櫓 黒石市消防団第二消防部屯所 2014年10月
所用で青森に出かけ、黒石市で、レトロな火の見櫓を見かけた。
三十年位前までは消防署には必ず火の見櫓があった。消防署員は二四時間交代で火の見櫓に立ち、街を見張っていた。
温暖な地方の火の見櫓は、鉄塔の上に吹きさらしの見張り台があった。しかし、冬期極寒のこの地方では四方にガラス窓がある。
看板に「黒石市消防団第二消防部屯所」とあった。
インターネットで調べると、この建物は一九二〇年(大正九年)に作られたという。一階は消防自動車の車庫、二階は集会室として使われていたという。
向かって右の塔は、ホース干し。ホースを消火作業に使うと泥にまみれる。それを洗って干すのだ。