青 池 ー 白神十二湖 青森県西津軽郡深浦町 2016年5月
|
ブナの原生林、世界遺産「白神山地」は一千三百平方キロ。青森県から秋田県にまたがる。その世界遺産地域の北側に十二湖地域がある。 宝永元年(一七〇四年)に津軽を震源とするマグニチュード７クラスの地震が起きた。この地震で、崩山が大崩壊。川を堰き止め、三十三の小さな湖ができた。崩山の頂上から見ると、その内の十二の湖が見える。それで「十二湖」との地名がついたそうだ。 十二湖の一つの青池。名の通り青い。日の光加減で、深い青になったり、緑がかったり見える。 特別な鉱物が溶けているということでも無い様で、「何故青く見えるか」は、未だにはっきりしていないそうだ。 |